ジョルト・コーラ

まれに、「モノよりCMを覚えている」という商品があります。
このジョルト・コーラはその典型。

たぶん、当時を覚えている方の一定層が、
「ジョルト=ビートたけしのCM」
と想起されるのではないでしょうか。

僕自身、ジョルトの缶を持って演説のようなことをされている、
ビートたけしさんの姿がぱっと浮かびます。

画像出典: [Evolution of Cans] JOLT COLA

そもそもは、アメリカで発売されていた新興の炭酸飲料
コーラよりもカフェインがきつく、何より砂糖100%だったそうです。
いまでいうエナジードリンクにちかい存在だったのでしょうか。

また、すこし調べてみると、
本国で「JOLT」ブランドはさまざまな商品を通じ大ヒットしたそうで、
一時期はかなりのシェアを誇ったよう。

しかしながら、商品を乱発したせいかトレンドが変化したせいか、
2008年には発売元の会社が破産申請。生産・販売が終了したそうです。

そんな紆余曲折のジョルト・コーラ、日本では1990年にUCCから発売
やはりCMもかなり投下されていたようです。

ビートたけしさんが登場する前に、
ティザー的な告知CMもあったんですね。
その一点だけでも、当時どれほどの期待
この商品に込められていたのかが分かるようです。

「ジョルト党」というCMの内容も、
これまでのコーラ飲料とは一線を画すその特徴を
ある種のマッチョイズムで押し出し、
ブランド化しようとしていたように感じます。

しかしながら、徐々に国内流通数は少なくなり、
2001年には生産終了となったそう。

過激さを押し出し、
「こういう選択肢があっても良いじゃないか!」
「好きなやつにだけ支持されれば良い!」
と力強く宣言してきた商品が、
市場で悪戦苦闘するのはなんだか寂しい

でも、僕自身も何度か子どもの頃に飲んだのですが、
やっぱりなんだか味がきつくて全部飲めないんですよね…。

そう考えると、コカ・コーラなどはやはり絶妙なのだと思います。