いも作くん

小学校低学年くらいの頃、
母方の実家で従兄弟に会いました。
僕はまだ6歳とかそこらで、彼はもう16歳とか17歳。
ずいぶん大人に見えたことを覚えています。

その後、親族数人でうどん屋へ。
彼のテンションはなぜか高く、
よく喋り、よく食べていました。

それぞれあらかた食べ終わり、
なんやかや話をする中で、
話題は従兄弟の「恋人」の話に。
周囲から「どうなの?」「モテそうだよね」と言われ、
彼は一言、「いやー、まいっちんぐだなあ」

「まいっちんぐ……」と、
妙に印象的だったことを覚えています。

前置きが長くなりましたが、
そんな“あの頃の流行語”感のあるお菓子。

画像出典: 明治チョコスナック いも作くん CM – YouTube

いも作くん。

もちろんその形状が芋に模してあることが
理由なのかもしれないのですが、
個人的にはいわゆる「イモっぽい」が、
その名前の由来だろうと想像しています。

イモっぽい。
まいっちんぐよりはまだ意味が伝わる気がしますが、
21世紀のマクドナルドではまず聞かない言葉。

ダサいとか田舎っぽいとか、
そういう感じですよね。CMもありました。

純朴そうな少年。
たぶん彼が「いも作くん」なのでしょう。

都会っぽい女性に「好き」と言われて
真っ赤になっていますが、
いま見るとその”都会っぽい女性”すら、
どことなく純朴そうに見える不思議。

いま頑張って着飾っている自分たちの姿も、
50年先を生きる人から見ると
「かわいらしい」と思われるのかもしれません。