RFスイッチ

ごく個人的な感覚なのですが、
なぜか「ペン」って、捨て辛い。

「断捨離」という言葉が流行る以前から、
わりとあまり気にせず、どんどんモノを捨てる方でした。

洋服も1着新しいのを買うと、
1着、着古したものを捨てるような感覚。
エコではない。エコではないのですが、
昔からそうだった感覚があります。
おかげで部屋もこざっぱりしていました。

なのですが、なぜかペンは捨てづらい。
特に、気に入っていたペンは、どうも捨てられない。
もう、新しいペンにレギュラーの座は奪われているにもかかわらず、
引き出しの奥にひっそりと置いてしまう。

なんだか、申し訳なくなるんですね。
あんなに働いてくれていたこのペンを、
気軽にゴミ箱に入れてしまうのが。

あんな言葉も、あんなフレーズもこいつで書いたのに、
無下もなく忘れて、記憶の彼方へ押しやることに、
なんとなく抵抗があるのだと思います。

そんな申し訳なさを、同じく感じた存在。
RFスイッチ。

画像出典: 【ファミコンとテレビの接続方法】慣れちゃえば簡単だった!?大きく分けて2通りだったファミコンとテレビの接続パターン!! – Middle Edge(ミドルエッジ)

これ、ありましたよねー。
めちゃくちゃお世話になっていた。
特に、ファミコンの時代ですね。スーパーになる前の。
当時は、ほとんどこれとファミコンはセットだったような、
記憶すらあります。

そんなお世話になっていたのに、
いまのいままで完璧に忘れていた。
いや、本当に申し訳ない。
引き出しの奥にも、記憶の端にもなかった。

このRFスイッチ、
例のごとく当時はまったく意味不明だったのですが、
ようはいわゆる「赤や白のAV端子」が、
ファミコン時代のテレビにはなく、
それらを代替するための装置……のようです。たぶん。

たぶん、と言いたくなるほど、
やはり相当、細かい作業が必要だったよう。
僕自身も、父にやってもらった記憶があります。
いま「やれ」って言われても、
webを見ながらむうむう言ってやってそう。
なんか、アンテナの銅線をむき出したりしていたような……。

RFスイッチのCMはさすがにありませんが、
ちょうどこのCMくらいの時代。

こういう子どもには難しいものは、
父親に頼む文化ってありましたよねー。

デジタル全盛になると、どうなのでしょう。
「うちの親父、すげえプログラム書くんだぜ」
みたいなのが、わりと嬉しかったりするのでしょうか。