ダイヤルアップ接続音

「ダイヤルアップねー、懐かしい」
なんてしたり顔で言ってみたりはしますが、
正直、ダイヤルアップが何なのか、よく分かっていない。

なんとなく「電話線を利用してつなぐ」「接続が遅い」
といったような旧来の印象を持っていますが、
それもどこまで正しいのか怪しいものです。

で、少し調べてみたら、
実は電話線を利用してつなぐのは「ADSL」なども同様。
ところが、電話線の“中”の処理において、
使っている「周波数帯」に違いがあるようなのです。

ようは、「音声と同じ周波数体を使っているのがダイヤルアップ」で、
「音声とは異なる周波数帯でデジタル通信をおこなっているのがADSL」。
(すみません、付け焼き刃の知識なので、正確にはお調べ下さい……)

そう考えると、「ダイヤルアップの接続中は電話が使えなかった」
という話も納得。同じ周波数帯なら、当然そうなりますよね。

で、ダイヤルアップと言えば、

ピッポッパッポ、ピー、ガガガー。
いま聞くと、なるほどダイヤルアップの仕組みって、
つまりはFAXと同じようなものだったんだなと分かります。

通信用に用意している“道”があって、
そこを整理している“住所”が電話番号。
その道を使って、音声や印刷やインターネットなどを、
状況に応じてやりとりしていたのかなと想像します。

当時はこの「ピポパ音」が、
20年後には「懐かしネタ」なっているなんて思いもよりませんでした。
まあ、なんとなく「いずれこれは変わるだろうな……」とは
思っていた気もしますが。

ちなみに、YouTube上には、業務上の必要に際して、
ダイヤルアップ接続をデモしてくださっている方がいらっしゃいました。

当時は最新だった技術が、
時を経て“知る人ぞ知る”ものになっていく。
その波が、デジタル技術にもすでに訪れているのだなと思います。

そう言えば最近、
トム・クルーズ主演の「ナイト&デイ」(2010年)という映画を見たのですが、
その中で主人公が使っていたデバイスは「4あたりのiPhone」に酷似したもの。

「イケてるスパイ技術」みたいな感じで
GPS連動のマップが表示されていましたのですが、
いま見るとどうもUIが雑

デジタル技術の更新性の速さを感じます。