ミニテトリス

大学時代のとある冬、
友人数人とスノーボードへ行きました。
男4人でしたが、誰が滑れる訳でもなく、
なんとなくみんな転んだり上手くなったりして、
めいめいにウィンタースポーツを楽しんだことを覚えています。

何回か登っては滑りを繰り返したころ、
友人の一人が、「これ、拾った」と小さな箱のようなモノを一つ。
これが、僕のミニテトリスとの最初の出会いでした。

画像出典: Amazon | テトリスJr.2 | 携帯ゲーム | おもちゃ

80年代後半からはじまったテトリスブームは、
90年代に入っても続き、さまざまなかたちで、
そのバリエーションが発売されました。

ゲームボーイで一番売れたソフトが『テトリス』である、
その一事をとっても分かるほど熱は冷めず、
いっときは、もはや“いちジャンル”といっても差し支えないほどの
ポジションを確立していたのです。

そんな最中に登場したのが、このミニテトリス。
当時から感じてはいましたがやはり正規品ではないようで、
主流は中国製だったそう。
片手にすっぽりおさまる程度のこのゲームデバイスは、
テトリスを延々とやる」ということに特化しており、
特に複雑なモードなどもありませんでした。

しかしその分、操作性は思いの外よかった。
加えて視認性も高く、
「テトリスを延々とやる」というその使命をきっちりと果たすだけの
ポテンシャルを持っていたのです。

いまでも、たまにやりたくなる時がある。
プレイ動画を上げている方もいらっしゃいました。

拾って以降、友人はいつも持ち歩くように。
待ち時間や電車での移動中など、
すきま時間にはよくピコピコやっていました。

それを横目で見ながら、
僕も「楽しそうだな」と思って購入。
しかし、そういう動機で買ったものって、
意外に使わないんですよね。

いまでも、ネットで見て衝動買いしたものなんかは、
結局あまり愛着が持てなかったりする。
なんででしょう。当時から変わらない、買い物下手です。